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家を建てる、修繕する。
慣れないことだらけで不安になることも多いと思います。ここではよくいただく質問をいくつか掲載しました。
気になることがあれば何でもお気軽にお問い合わせください。

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国産木材、自然素材の家づくり
杉の人工林皆さんこの森林を見てどう思われますか? 

杉の人工林ですがちょうど真ん中を境にして森の植生(木や草の生え方)が右と左ではガラっと違っているでしょう。なぜなんでしょう?

どちらが生きた森だと思いますか?

森の左側は・・・間伐がきちっと行われている森です。

太陽光が十分差し込んでいるので下層部に草木が生き生きと成長し、山肌にしっかり根を張っています。
雨が時間をかけてゆっくり地面にしみこんで行き、ミネラル・栄養を十分蓄えた水が沢や川へと流れこむため微生物や小動物がしっかり育ちます。
上層部の杉の木は十分な光を受けて成長し、強い木になります。これが生きた森です。

かたや森の右側は間伐が行われていない森。 日差しがなく下草が生えない。 山肌がむき出しになっているため雨水が溜まることなく流れるので地面に栄養がなく生物が育ちません。
杉の木も込み合って成長せず細く、強度も弱く、木材としての価値はありません。これが死んだ森です。

森を生かすためにはまず間伐することが大切です。 そのためには私たちが木材(国産材)を使い、森林を管理・経営する山主さんに間伐に必要な収入を得てもらうことが必要なのです。

「植える→育てる→伐る→使う」という森林の循環が行われることによって、日本の森林が生きた森になり、生き物の生態系が維持され自然の環境が守られるのです。
私たちはそういう意味からも国産木材を使用した木造住宅を作り、再生していく仕事をしています。

国産木材を使用する理由
高知県北部の嶺北地域は、豊富な降雨量と寒暖の差が大きく、積雪が少ないなどの気候的特徴があります。 この様な気候は、良質な杉材が育つ条件にピッタリで、西日本一の木材産地として知られています。 植林から40~60年育った木材が豊富で安定した供給がなされています。
したがって価格が安定していることから構造材にしめる金額をおさえることができます。

今まで一般的に強度が低いとされていた杉材ですが、嶺北地区では一本一本のヤング係数や曲強度などを測定管理しています。 木材一本一本の強度を知ることによって、荷重のかかる所には強度の高い木材を使用する等、バランスの良い建物を設計することができます。
このシステムは全国的にも高知県嶺北地区のみのものです。
国産杉を用いたリフォーム事例
原木の産地を見に行きましょう
皆様の建てる家には、柱や梁、床板などたくさんの木材が使われています。 その木材がどこの山で、どんな風に育っているのかを知ることは、ご自身の家への愛着を強めます。 それだけでなく、野菜やお米と同じ様に生産者と生産地を知ることは、安心の第一歩でもあります。

また、山側(生産者)の立場に立てば、手塩にかけて育てた木がどこの誰の家に使われて第二の木生を送っているのかを知ることは大変な喜びであり、林業に対する遣り甲斐も感じる事だと思います。

私たち工務店は、そんな「里と山」をつなぐ役割を担っていると考えています。
国産杉の産地を見る見学会
木材の乾燥はどうして必要なのか
山から伐り出したばかりの木材は、多量の水を含んでいます。
伐採の時期や樹種によっても違いますが、スギは乾燥重量の2倍近くの水分を含んでいる場合もあるようです。

特に成長の止まっている心材(木材の中心)部分に水分を多く含み、結合水として細胞内に存在します。
辺材(材木の表層)部分の自由水は乾燥しやすいのですが、結合水はなかなか抜けません。
国産杉を用いたリフォーム事例


ヒノキは心材に30%前後の水分を含んでいますが、比較的乾燥しやすいようです。

木材を生材(乾燥しない材)のまま使えば、乾燥していく過程で収縮がおき、寸法の狂いや割れを招きます。
よくボルトの緩みなどが問題になりますが、これなども乾燥が招いた結果です。 適度に乾燥することで(15%以下)腐朽菌の発生がおさえられます。かといって乾燥のしすぎも木材にとって好ましいことではありません。 今度は空気中の水分を吸い込んで寸法の狂いが生じるからです。

乾燥することで木材の強度がアップすることも立証されています。
乾燥技術も進んでいますが、高温や高圧をかけ短時間で乾燥させた材は、内部割れを起こしたり、極端に艶がなくなったり、強度が落ちたりします。
私たちは、木材の中低温乾燥をすることによって、強度と美しさを保った木材を使っています。

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